節分の香り フェンネル

2月3日は節分ですね。節分と言えば、豆まき、イワシ、ヒイラギの葉・・・。 私は近くの小学校で読み聞かせボランティアをするくらい絵本が好きなのですが、オニにまつわるお話の中で、一番に思い出すのが「おにたのぼうし」

あまんきみこさんの絵本であらすじはこんな感じ。

節分の夜。鬼の子のおにたは、豆のにおいのしない家をみつけ、天井の梁の上でようすをみることに。そこは病気のおかあさんと女の子が住んでいたのですが、お母さんを心配させないように「今日は節分だからよその家からご飯と豆、鰯のご馳走の残りをもらって食べた」という嘘をつきます。 本当は何も食べるものがないことを知ったおにたは、外に出て一生懸命ご飯を探し、おにとわからないようにぼうしを深くかぶって女の子に届けます。

女の子はとっても喜んでご飯を食べ、おにたを鬼とは知らないで「おかあさんの病気を治したいから」豆まきをして「鬼」を払いたいものだと打ち明けました。

「おににだっていろいろあるのにな。にんげんもいろいろいるみたいに。」 おにたはぼうしを残して消えてしまいます。その帽子の中には豆が入っていて、ぱら ぱらぱら。女の子は「あの人はきっとかみさま・・・」とその豆をまくのです。

(あー、もっと素敵な描写がたくさんあるのになみなさんに伝わったかしら

 

本来なら大豆を炒ったにおい、イワシを焼いたにおい、恵方巻きといったごちそうのにおいが節分をイメージする香りってことになるかもしれませんが、私が精油の中から選びたいのは「フェンネル」

調理のときには魚の臭い消しに使われるフェンネルですが、精油の働きとしては、身体をあたためてくれることから、ぜんそく、気管支系でお悩みの方にお勧め

お湯の入ったマグカップに精油を2滴くらい垂らして、必ず目を閉じて、立ち上る蒸気を吸うというのが簡単。

 

「ザ・ハーブ」といったスッキリ爽やかな中にも甘さが漂う、これまたわたしの好きな香りです

「逆境の時に力と勇気を与えてくれる香り」とも言われていますが、おにたのせつなさも思い出します